SUPフィッシングで釣果を上げる為に魚群探知機を購入しました。 これを使えば魚の存在はもちろん水深、海底の地形形状などを教えてくれます。この魚群探知機のSUPへの取り付け方法を紹介します。
まずは魚群探知機選び

SUPに適した魚群探知機の条件はなによりシンプルで軽量、コンパクトさが求められます。 いろいろ調べた結果ガーミン社のストライカー4を選びました。
その理由は ガーミンといえば登山などに使うGPSの有名メーカー。 その中でも魚群探知機ストライカー4は値段が安価でその割にはGPS内蔵で精度も高く、表示内容も本格的で本体もコンパクト、 まさにSUPにはぴったりのコストパフォーマンスに優れた魚群探知機です。
デメリットを上げるとすると、
・バッテリーが内蔵充電式でないので別途用意する必要がある
・画面表示が日本語に非対応(英語)
・日本語のマニュアルが存在しない
一応英語などのマニュアルが付属してるので、 がんばって翻訳すれば読むことはできそうですが「ストライカー4使い方」などで検索すれば使い方を紹介されてるサイト、動画などがあるのでそれを参考にするとよい思います。といっても、魚群探知機としての機能だけなら 最初の初期設定さえクリアすれば難しい操作は必要なく簡単に使うことができます。
あと私のように初めて魚群探知機を使用する方は魚群探知機の原理や、仕組みを頭に入れておいた方が理解しやすいと思います。こちらもわかりやすくまとめたサイトや動画があります。
ストライカー4 アマゾンにて¥16,000にて購入。

キットの中にはストライカー4本体と、ケーブル、ネジ類、振動子、英語マニュアルがキットに含まれます。
バッテリーは12Vを選ぶ

バッテリーは12Vなら何でもよいと思いますが、密封式のシールドバッテリーを選択するのがベターでしょう。私はYUASA製のオートバイ用の原付サイズのバッテリーを選びました。
〇〇Ahという数字が大きくなれば容量が大きくなりますが、ストライカー4の消費電力が2.8wとのことなので、あまり大きくせずにコンパクトなものでよいかと思います。あとは自分の釣行時間に合わせて選択しましょう。これで実際、何時間使用できるかはテストしてみたいと思います。
YUASAのバッテリーは以前にオートバイやジェットスキーで愛用していて大きさにもよりますが確か数万円してたはずですが、、、この台湾YUASAのこのバッテリーは¥2,271でした。安っ。

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バッテリーの端子のナットは一度ボルトを締めた状態でシリコーン系のボンドで止めてしまうと、現場でポロっと紛失するトラブルが無くなります。
バッテリーの取り付けステーを制作


ステーの材料はホームセンターで買ってきたアルミのフラットバーで作りました。バッテリーに合わせて切って曲げて穴開けるだけです。
バッテリーの固定はシンプル簡単に強度のある登山用のショックコード(ゴムバンド)を輪っかにして止めてやります。
これでSUPが揺れてもバッテリーがゴトゴト動いたりしません。
バッテリーとケーブルの接続



キットに付属するケーブルには端子が付いていませんのでこれもオートバイ用の端子と、防水の端子キャップを用意します。赤い線は+に。黒い線は-につなぎます。茶色と青の線はとりあえず使用しないみたいなので、絶縁テープでまとめて止めておきます。
取り付けは前回制作した収納ボックスを利用したSUP用ロッドホルダーのボックス内に取り付けます。ストライカー4本体はこの位置にボルト固定。付属の専用ステーで見やすい角度にすぐに調整できます。

配線類もこの中にスッキリ収納。これでバッテリーと本体が繋がりました。
振動子ポールの自作


実は一番悩んだのが振動子の取り付け。
振動子の取り付けが曲がっていたり、グラグラしては探知精度が下がってしまいます。探知精度を一番良くするには水中に直接沈め、真っ直ぐしっかり固定されてないといけません。
私のSUPはインフレータブルタイプなので船底に取り付けることもデッキにボルト止めすることもできません。
試行錯誤の結果ホームセンターのアルミ建材を切り出して穴あけしてやります。組み立てると自作の振動子ポールの完成。
振動子ポールをSUP用ロッドホルダーボックスに取り付けるとこんな感じに


一番工夫したことは水の推進抵抗となるポールを釣りをするポイントへの移動時は外しておいて、ポイントに近づいたら工具を使用せず、手でノブを回すだけで素早く組み立てることができます。
まとめ

SUPへの魚群探知機ガーミンストライカー4の取り付けは収納ボックスを利用し取り付けることができました。バッテリー、ケーブル類もボックス内に、振動子は専用振動子ポールを自作しボックスにまとめることによりSUPへも取り付けもシンプルに簡単にできるようになりました。

次回は実際にSUPフィッシングで使用してみたいと思います。
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