
「イワタニ カセットフー プチスリムII」ハードケースに惹かれて衝動買い


ホームセンターを散策しているとカセットフー プチスリムIIという岩谷産業製のカセットガスコンロがオススメ販売されていました。
このコンロの一番の特徴はそのコンパクトさ。小さく軽いので持ち運びしやすくソロ、少人数のキャンプにも使えます。
私は同じようなコンパクト カセットコンロで日本で一番小さいといわれるニチネン製のマイコンロ・小鍋っ子を既に持っているので、
「まー同じようなもんでしょ。同じもの二個になるしプチスリムIIはいらないや」
と思ったのですが、なんとプチスリムIIは専用ハードケースが付属!
小鍋っ子の方はケース無し、、、
持ち運びしやすそうなハンドルが付いているハードケースに惹かれてうっかり衝動買いしてしまいました。
プチスリムII 開封してみた



問題のハードケースはこんな感じ。
しっかりした作りでパチッとロックもかかり、中身のコンロ本体を守ってくれそうです。
「小鍋っこ」と 「プチスリムII」 外見比較



小鍋っ子とプチスリムIIを並べてみました。
ぱっと見の大きさは、さすが日本一の小ささの小鍋っこの方が小さいです。
高さはスリムと謳っているプチスリムIIの方が低いですね。
一番の違いはバーナー部分



両者で一番違う部分はバーナー部分です。
小鍋っ子は内炎式バーナー
プチスリムIIは外炎式バーナー
「内炎式バーナー」と「外炎式バーナー」の違いは写真の通り炎が内側に出るか外側に出るかの違いです。
「外炎式バーナー」は外側に熱が広く分散しやすい特徴があります。「内炎式バーナー」の方が内向きなので熱が逃げにくく熱効率がよく、アウトドアの使用で風の影響も少ないといわれています。
じゃあ外炎式バーナーはダメかというとそうではありません。例えば大きめのフライパンなどを使う場合は外炎式バーナーはフライパン全体がまんべんなく均一に加熱できます。
逆に大きいフライパンを内炎式バーナーで使うと中心部だけ強く加熱されてしまいます。
焼肉したい場合はどっち?



私は「イワタニカセットフー専用アクセサリーの焼肉プレート小」を便利なのでよく使います。
これはイワタニのカセットコンロなら乗せるだけですぐに焼肉ができるフッ素コーティングプレートです。プチスリムIIはイワタニ製なので何の問題なく乗せることができ焼肉を楽しめますが、、、

小鍋っこの方はその小ささが災いして五徳が小さく、プレートを乗せると傾いてしまいます。
よって小鍋っこは「イワタニの焼肉プレート小」は使用不可です。
他に適合する焼肉プレートがあったとしても、中心部ばかり強く加熱される内炎式バーナーの小鍋っこよりも、全体が均一に加熱される外炎式バーナーのプチスリムIIの方が焼肉には向いているといえます。
鍋をするなら風に強く、高効率の内炎式バーナーの小鍋っこの方がいいでしょう。小鍋っこはその名の通り小鍋料理に特化したコンロといえます。
ハードケースの互換性は?


プチスリムIIの専用ハードケースですが、、、小鍋っこも収納できないかな?
悪魔の合体技やってみました(笑)
結果は小鍋っこの方が小さいので余裕でケースに収まりましたが、、、


高さが小鍋っこの方が高いのでつっかえて数ミリだけフタが閉まりません。
強引に閉めて、ロックでパチっ!入りました(笑)
まとめ ソロキャンプでどちらが買い?
用途が全然違いますので両方とも買いましょう(笑)
ソロキャンプでお一人様鍋の予定なら小鍋っ子。焼肉の日ならプチスリムII+焼き肉プレート。
その日のキャンプのプランによって使い分けるというのはいかがでしょうか?
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